第31回リオデジャネイロ・オリンピックが 8月5日~8月21日の17日間、実に28競技306種目にわたって熱戦が繰り広げられました。
僕も久し振りにゆっくりオリンピックをテレビで観戦したように思えます。
夏休み中のオリンピック開催であったのと日本代表選手の活躍がすごかったので感動を持ってテレビではあるのですが観戦することができました。
スポーツを通してこの齢になってこんなに感動できるのかと言う実感を持ったと言うのが正直な感想です。
敗戦後71年周年を迎えて平和への誓いをさらに固めながら世界の中でトップレベルの科学技術水準を保ち、音楽を始め芸術や文化面で大きな飛躍を遂げて来た日本がさらにスポーツにおいても世界の最高水準を感じた夏でした。
時期オリンピックは2020年の東京大会です。
僕は人生で2度の東京オリンピックを見ることできるかも知れないことにとても嬉しい気持ちになっています。
さて、オリンピックと同年に同都市に開催されるリオデジャネイロ・パラリンピックが9月8日から始まります。
パラリンピックの始まりは1948年に開催されたロンドンオリンピックの開会式と同日に開催された「ストーク・マンデビル病院の競技大会」と言われています。
第二次世界大戦後で負傷した兵士が多く存在していたので、兵士たちのリハビリの一貫として行われました。
種目はアーチェリーだけだったと言われます。
1960年にオリンピックが開催されたローマで行われた「国際ストーク・マンデビル競技大会」が第1回パラリンピックとされています。
1964年には東京オリンピックが開催されましたが、東京でも「国際ストーク・マンデビル競技大会」が実施されています。
この時に日本人のマスコミがパラリンピックとつけた愛称がその後に正式名称となったそうです。
その後しばらくはオリンピックとパラリンピックが同じ開催都市で行われることはなくなっているのですが、1972年のハイデルベルク大会でオリンピックとパラリンピックが同一都市で再開されるようになりました。
1988年ソウル大会でIOC(国際オリンピック委員会)が正式に関わることになったことでパラリンピックが正式名称として浸透しました。
そして2000年のシドニー大会から正式にオリンピックの後にパラリンピックを行うことが決められるようになったそうです。
幼稚園の「うんどうかい」がある2学期の始まりにパラリンピックをまた熱く応援したいと思います。
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・・ 年主題聖句 ・・
「キリストはわたしたちの平和であります。」
~エフェソ 2章14節~
エフェソの信徒への手紙2章11節から22節は「キリストにおいて1つとなる」をテーマに書かれています。一致というのはこの書のテーマでもあります。「平和」の概念はギリシャ語ではおよそ戦争がない時期のことをいいますが平和(シャローム)は神の「真実」や「契約」などとともに用いられ「時期」よりむしろ平和な「関係」を示す語といえます。
・・ 聖句と今月のみことば ・・
「平和な人には未来がある。」
~詩編 37章37節~
詩篇37編の主題として「地を継ぐ」と言う概念があるといえます。3節には「この地に住み着き」18節「とこしえに嗣業を持つ」27節、29節「住み続ける」も同義といえます。5~7回の「嗣業として分け与えられた土地を示し、その集合体としての「約束の地」における定住がイスラエルにとって悲願の平和の実体と言えます。「平和な人」すなわち神(ヤーウェ)の平和(シャローム)にとどまる人には「未来」つまりおそらくは「子孫」「継続」などの展望が開かれると言うことなのでしょう。