世間では今、ノロウィルスと新型インフルエンザウィルスがとっても元気に活動してくれるものですから大変なことになっています。
幸い、今日現在(1月29日)ですが、聖ヤコブ幼稚園の園児、ご家族に発病しているという報告はありません。
というより以前から当園ではかなり伝染性疾患の感染・発病率が低い傾向があります。
多分に、聖ヤコブ幼稚園での手洗いやうがいの励行と、そしてまた家庭教育におかれましてもこれらの病気の感染発病防止に努められていることによるものと感謝しています。
引き続き健康管理に十分ご注意よろしくお願いいたします。
さて、僕が「心臓が悪いので云々」といいますと、人は「うそ~心臓に毛が生えているでしょう」と中々信じてもらえないのです。でも、それは本当なのです。
妻に言わせると僕なんかは「病気の卸問屋」といいます。
初めて病院に行くと問診で過去に罹った病気を記入しますが、記入欄に書ききれない程既往の病気が多いのです。
頭のてっぺんから足の先まで、色んな病気や怪我を経験してきました。
治療や検査のための入院も随分してきました。そして、入院して初めて病人から見た外の世界が見えてくることもあります。
絶食して初めて食べる「おもゆ」なんと美味しいことか。
歩いてくる足音で誰なのか、たとえば家族なのか看護師さん、お医者さんなのかが分かったりするのです。
今はたくさんの病気を経験したことを神さまに感謝しています。
病気で入院して、痛くてつらいときには分からなかったことも、たとへば「なぜ、こんなつらい目にあうのだろう」「いつまで、我慢すればいいのだろう」というようなことですが、牧師になり教育者として齢を経て分かってきました。
それは、病床にある人々の目線に立った仕事をするために与えられた
神さまのお恵みだったということです。
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・・ 聖句と今月のみことば ・・
「平和を保ちなさい。そうすれば、愛と平和の神があなたがたと共にいてくださいます。」
新共同訳 コリントの信徒への手紙Ⅱ13章11節
コリントの町が現代でいうところの退廃的文化におかされていました。
使徒パウロは、この現状を嘆きコリントの教会の信徒の対して厳に戒めキリスト者としての自覚をしっかりもって信仰生活を送って欲しいと思いややもすると激しい論調で手紙を綴っています。そして、2巻にわたる手紙の最終章で文体論調が一変して穏やかになります。
「愛と平和」の源なる神さまを強調して最後の勧告と祝祷で締めくくりとなります。