園庭の桜、入園式前に咲ききってしまい春の嵐でほとんど散ってしまいました。
それでも、入園式当日はお天気も良く、今年度年少もも組が30名の賑やかさからでしょうか。
満開の桜を思わせる雰囲気でした。
昨年から、名古屋にある金城学院大学で将来幼稚園の教師になろうとする方々も含め今年も300名の女子学生を教えています。
講義の初めに僕から「おはようございます」を言わないとやっぱり挨拶ができません。
困ったものですね。
非常勤講師室では、「おひさしぶり~」「お元気でしたか」「How are you?」と懐かしい顔ぶれがそろい
教授や准教授の研究室とはまた違った大部屋の親しさにあふれています。
聖ヤコブ幼稚園では、入園式の園長先生からのお話は毎年決まっています。
それは、「3つのお約束」です。聖ヤコブ幼稚園に入園したら次の3つを守ります。
① ごあいさつのできる子どもになりましょう。
・「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」などです。
② 「ありがとう」と言える子どもになりましょう。
・うれしいことや親切にしてくれたらすぐ感謝の心を示すことです。
③ 「ごめんなさい」と謝れる子どもになりましょう。
・誰でも失敗してしまうことがあります。人に謝るには勇気がいります。
でも、自分の間違いを認め謝れたとき人は大きく成長します。
そして、それはいつしか人の罪を赦すことにつながります。
今日も元気に園児たちは「おはようございま~す」と登園してきます。
そして、幼稚園で遊びを通して「ありがとう」「ごめんなさい」を繰り返し、降園のときになると
「さようなら」と元気に帰ってゆきます。
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・・ 聖句と今月のみことば ・・
「あなたの神、主を愛しなさい」
申命記 第6章5節
聖書は旧約聖書39巻と新約聖書27巻合わせて66巻にて構成されています。
神学生の頃九九の要領で39、27と覚えました。
ところで旧約聖書の大部分はイエスさまの時代にはほぼありました。
新約聖書の内容で、ある青年学者がイエスさまの知識を試そうとして「永遠の命を得るにはどうしたらいいのですか?」と尋ねました。イエスさまは「聖書には何とあるか?」と聞き返します。
この場合の聖書とは旧約聖書のことです。青年が答えます。
「心をつくし、思いをつくし、力をつくしあなたの神、主を愛しなさい。そしてあなたの隣人も自分と同じように愛しなさい」イエスさまは「正しい答えです。そのように行いなさい」と言われました。
つまり、青年の問題は知っていることと行えることには大きな隔たりがあることに気づいていなかったのです。