園長先生のコラム

コラム 【 2020年4月号 】 「 ご入園ご進級おめでとう 」

ご入園ご進級おめでとうございます。
先日、4月7日に入園式がおこなわれました。19名の年少桃組を迎え、年中赤組10名、年長黄組11名 計40名ちょっと寂しい人数ですが元気に新年度新学期がはじまりました。

新型コロナウイルス肺炎の蔓延が本当に心配です。
私たちが直面する初めての経験ですのでどのように対処してゆけば子どもたちそして家族や幼稚園を守れるのか判断に苦しむところではありますが、冷静に神さまに守られていることを信じて行動をとりたいと思います。

困難が生じたときにこそ組織にしても個人のリーダーシップ能力にせよその真価と品格が問われると思うのです。
先月3月にトイレットペーパーが全国的に一時買い占められる騒ぎがありました。幸い1973年のオイルショック程の事はなかったのですが、津市に於いてもどのドラックストアにもトイレットペーパーがなくなってしましました。
聖ヤコブ幼稚園の在庫数が心細くなってきたときPTA正副会長、役員の方がわざわざ市内数店を訪ね持ち寄ってくださいました。
おかげさまで無事春休み中の預かり保育は安心でした。本当に感謝です。

コンビニにストックしているペーパーが盗まれ、また盗まれないようにチェーンをかけているロールのことをニュース映像で見ましたが情けない思いです。

ちょっと調べたのですが1973年のオイルショックのときだけでなくトイレットペーパーが無くなる騒ぎは他にもありました。
2011年の東日本大震災のときも東京でトイレットペーパーが無くなったということです。

何かが足りなくなったとき先に自分の分を確保してから余ったら他人に分けてあげてもいいかなと言う考え方はイエスさまは決して喜ばないと思いますね。

新約聖書にこのようなたとえ話があります。

それから、イエスはたとえを話された。「ある金持ちの畑が豊作だった。 金持ちは、『どうしよう。作物をしまっておく場所がない』と思い巡らしたが、やがて言った。『こうしよう。倉を壊して、もっと大きいのを建て、そこに穀物や財産をみなしまい、こう自分に言ってやるのだ。「さあ、これから先何年も生きて行くだけの蓄えができたぞ。ひと休みして、食べたり飲んだりして楽しめ」と。』しかし神は、『愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか』と言われた。自分のために富を積んでも、神の前に豊かにならない者はこのとおりだ。」
          
ルカによる福音書 12章16-21節

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