今年も聖ヤコブ幼稚園に新しく25名(プチもも組含み)のお友達の入園式が園庭の桜が満開のもと行われました。
恒例の集合写真撮影のとき一斉に「はいレモンティー」(聖ヤコブ幼稚園の掛け声)の掛け声のもとカメラに向かって笑顔を作るのですがこれが一苦労なのです。
あっち向いている子また泣いている子もいます。写真を撮ることそのことが嫌いな子もいます。
写真屋さんが「そこのお子さん、こっち向いて」と言えば他の子どもが一斉に注意された子どもが誰か確認のためその子どもを見るのでいつまでたっても納得できる写真を撮ることができません。
それで近頃では写真屋さんも人形などの小道具を使って「は~い、こっち、こっち見てね」と奮闘しています。
僕は入園のときの集合写真というのは、ある程度「それなりで」いいのではないかと思っています。
「あっち向いている」「泣いている」「パパ、ママと離れない」等々
少々そのようなバラバラ感があっても良いのではと思うのです。
このように集合写真を撮るにも大変だった子どもたちが卒園のときは一発で決まる集合写真(ちなみに今年は園児と教師たちだけで撮りました)となります。
「這えば立て、立てば歩めの親心」という言葉がありますがあわてずとも確実に成長してくれれば良いのではないでしょうか。
「ゆっくりでいいですから成長してください」というのが僕の気持ちです。
ご入園されたお子達、そしてご進級されたお子達の上に神さまのお守りと御祝福が豊にありますようお祈り申し上げます。